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【圧倒的実力差】巨人惨敗をうけ、セリーグがDH制を導入するメリット4つ・デメリット3つをまとめてみた。

DH

 

 

DH。それはdesignated hitterの略で、

攻撃時に投手の代わりに打席に立つ攻撃専門の選手のことを言い、日本語では指名打者と呼ばれます。パリーグでは導入から45年という長い歳月を経て当たり前になっていますが、最近ではセリーグでも導入を巡って議論が活発になっています。

 

そこで一つの疑問が生じました。

セリーグでDH制を導入すると果たしてどんな影響があるのか?

というわけで今回の動画はセリーグがDH制を導入するメリット4つ・デメリット3つをまとめてみました。

野球中継を見るような感覚でご覧ください!

ではどうぞ!

 

DHの歴史

DHの歴史は

1973年 MLBのアメリカンリーグで世界で初めて導入されました。

当時のアメリカンリーグは極端な投高打低で、12球団のうち9球団が年間観客動員数が100万人を割るほど人気が低迷していました。

そこで得点力を底上げし、人気低迷を打破する起爆剤としてDH制が考案され、73年に導入となりました。

導入後はMLB全体の観客動員数が上昇。(画像)エドガーマルティネス、デビッドオルティズなど、DHのスター選手も生まれ、成功となりました。

2020年シーズンからはナショナルリーグでもDH制が導入されています。

 

日本プロ野球では1975年 

メジャーリーグの成功にならい、当時観客動員数に苦しんでいたパシフィックリーグがDH制を導入。

導入後はリーグ総完投数が197→302に激増。リーグ平均打率も247から.254まで上昇しました。

観客動員数は79年から徐々に上昇し、現在に至ります。

 

セリーグDH制導入の理由

これは一言にパリーグとの実力差です。

セリーグはここ10数年交流戦、日本シリーズ共にパリーグにやられっぱなしなのです。

 

交流戦

2005年に交流戦がはじまってから

これまでの優勝チームは

パリーグ12回

セリーグはたったの3回

 

2020年までの総勝敗数は

パリーグ1102勝

セリーグ966勝

交流戦15年の歴史のなかでセリーグは133の負け越し。勝ち越した年はわずが1年のみです。

交流戦が始まった当初は勝敗は拮抗していましたが、徐々に差が大きくなっています。

 

日本シリーズ

直近15年の日本一を達成したチームは

パリーグ12回

セリーグ3回

 

セリーグチームの日本一は2012年の巨人を最後に8年間ありません。

 

特に2019年は巨人がソフトバンクに4タテをくらい、巨人の原監督がパリーグとの実力差はDH制にあると言及したため、セリーにもDH制を導入すべきかの議論が巻き起こります。

そして翌年、2020年の日本シリーズも前年と同じく巨人VSソフトバンク。

2020年の巨人は序盤からセリーグの5球団を寄せ付けない強さで首位を独走し優勝。強い思いで日本シリーズに臨みましたが、結果は去年と同じくソフトバンクに4タテを食らい。圧倒的な実力差を見せつけられる結果となりました。

 

DH制のメリット

DH制のメリットは大きく分けて4つあります。

①レギュラーが1人増える

②ケガのリスクが減る

③打撃特化の選手が育つ

④ピッチャーのレベルが上がる

 

①レギュラーが1人増える

レギュラーが1人増えることでセリーグの選手はより大きく活躍するチャンスが広がることに加え、

原監督はセリーグがDHを導入することで「高校野球や少年野球にも広がり、レギュラーが増えれば子供たちにとってもプラス」と教育的な観点からもDH制の導入を提唱しています。

 

②怪我が減る

ピッチャーが打席に入るとデッドボールによる故障のリスク。

そして一番多いのが走塁中に故障してしまうことです。

2010年には阪神のエース能見が走塁中に故障し4ヵ月の戦線離脱。

ヤンキース時代の田中将大投手は2018年のインターリーグで三塁からホームに生還したさい、太もも裏を痛め、故障者リストに入ったこともあります。

DH制が採用されれば打撃、走塁をすることがなくなり、このような投手の怪我のリスクが減ります。

 

③打撃に特化した選手が育つ。

中日与田監督はDH制が導入されることでのメリットをこう語っています。「DH制の枠を争うバッター、走るのは遅い、肩は弱いけど打つことだけはすごいんだという選手が育つ可能性がある」

 

阪神岡田彰布元監督もセリーグにDH制が導入されたらスカウンティングが変わってくるとコメントしています。現在のセリーグのドラフトでは守備もある程度できないと指名を躊躇する傾向にありますが、セリーグにDH制が導入されるなら、たとえ守備が下手でもバッティングが良ければ、目をつむることができ、西武の中村や山川といったタイプの選手もドラフトで指名することができるとのことです。

 

④ピッチャーのレベルが上がる

原監督はセリーグがDHを導入することでのメリットをこう語っています。「パリーグはDH制を使っていることでピッチャーは一律強いボールを持って、良いピッチャーが多い。セリーグがDH制を採用したらピッチャーはめちゃくちゃ強くなる。打線の切れ目がなくなるから休み暇がない」

 

また、ピッチャーは打撃のことを考えずにピッチングに集中することができますし、これまで打撃や走塁練習に当てていた時間を他のことに配分することもできます。

 

賛成派が主張するDHを導入した後の好循環をまとめると

DH制を導入→打線の切れ目がなくなり投手のレベルが上がる→強いボールを投げるピッチャーを相手にするので、バッターも成長する→リーグ全体のレベルアップ

 

またダルビッシュ有、田中将大、岩隈久志といった、メジャーリーグで成功したピッチャーはパリーグ出身者が多いのもやはりDHによって鍛えられたからという声も多いですね。

 

DH制のデメリット

DH制への反対意見は主に3つあります。

①出場選手が減る

②野球の面白みがなくなる

③監督が暇

 

①出場選手が減る

セリーグがDHを導入するとレギュラーは1人増えますが、代打などで出場する選手は減ります。

元ロッテ里崎氏は自身のチャンネルでこう語っています。「出場選手は減ります。ピッチャーが打席に入るから、1試合に下手したら2-3人代打要因もあるし、それによって守備の入れ替え、選手が動くんですよ。やからDH制がないほうが選手の器用数が増える」2:00

 

②野球の面白味がなくなる

反対派の中で1番多いのがこの意見ではないでしょうか?

投手交代のタイミング。相手ベンチとの駆け引きが無くなることで采配の妙が消え、野球の面白みが無くなるという主張です。

オリックスの監督としてパリーグで戦った経験をもつ岡田彰布氏はこう語ります。「DHは楽ですもん。パリーグは完投負けあるでしょ?結局変えるときもないし打順を入れ替えたりね、それがハマって入れ替えた人間が決勝打を打つとか野球がおもしろくないですよね。」

2:55

 

③監督が暇

オリックスの監督としてパリーグで戦った経験をもつ岡田彰布氏はこう語ります。「もう暇でしょうがないですよ。だってやることないですもん。」

 

1975年。パリーグがDHの導入を決定した際、セリーグはDHを採用しない理由を9箇条にまとめて発表したので、その内容を見ていきましょう。

 

 1. 1世紀半になろうとする野球の伝統を、あまりにも根本的にくつがえしすぎる。

2. 投手に代打を出す時期と人選は野球戦術の中心であり、その面 白みをなくしてしまう。

3. 投手も攻撃に参加するという考え方をなくしてしまう。

4. DH制のルールがややこしくファンに混乱をおこさせる。

5. ベーブ・ルーススタン・ミュージアルは投手から野手にかわって成功したのだが、そのような例がなくなる。

6. 仕返しの恐れがないので、投手が平気でビーンボールを投げる。

これは裏を返せばメリットでもあって、阪神暗黒時代のエース藪恵一氏は

「自分が打席に入ることを考えなくてもいいので、インコースを攻めやすくなる。やり返されることはないわけですから。」とコメントしています。

7. いい投手は完投するので得点力は大して上がらない。

ちなみに2020年の完投数は セリーグ36 パリーグ19でした。

8. 投手成績、打撃成績の比較が無意味になる。

9. バントが少なくなり野球の醍醐味がなくなる。

ちなみに 2020年バント数は セリーグ406 パリーグ498でした。

 

まあこれに関してはもう45年も前に発表されたものなので何ともいえません。

 

というわけで今回はDHのメリット、デメリットをまとめたものをお伝えさせてもらいました。

 

僕個人的にはDH制は賛成です。

僕阪神ファンなんですけど、やっぱりセリーグ全体のレベルが上がってパリーグと互角に戦って欲しいです。

タイガースがあれだけやられた巨人がソフトバンク相手だとまるで歯が立たない光景を見るとなんとも言えない気持ちになります。

 

よければ皆さんの意見もコメント欄で教えてください!

 

これからもこのような動画を上げていきますので是非高評価、チャンネル登録よろしくお願いします。

 

ありがとうございました。

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